太陽礼拝を習慣に!

☟に太陽礼拝の動画掲載

太陽礼拝とは?

サンスクリット語(インドの古い言葉)で、「スーリヤ・ナマスカーラ」

英語で、「サンサルテーション」

「 12 」 のアーサナ(ポーズ)を繋げたもので、「 12 」 という数字は、太陽が 1 年をかけて 1 週することに由来しているそうです。

1900 年ごろインドの王様が国民の健康増進を目的として考えられ、それを息子に伝えその方が世に普及し、ヨガの偉い方たちによって現在の形になったのがここ 100 年ほどと言われてるものです。

日本で言うラジオ体操的なものですね!

そして、 いっけん簡単なアーサナ(ポーズ)の集まりなのですが ...

「 太陽礼拝を制する者は、全てのアーサナを制する 」

なんて言われるくらい、意外と奥が深いのです‼

また面白いのが、こうした決められているアーサナ ( ポーズ )を、 頭や手の位置を数センチ変えるだけでいつもとは違う感覚だったり、自分がやりやすい位置だったり体に違和感だったり、新たな発見が生まれます。

こういった繰り返す同じ動きを日常生活の中で考えると...

歯磨き、顔を洗う、服を着替える、体を洗う...

沢山ありますね。

では、こういった行為って

「 意識 」

して行ってますか?

例えば歯を磨く時や体を洗う時、いつもスタートは同じ場所じゃないですか⁈

これをいつもとは違う場所から磨いたり洗ったり、逆の手で洗ってみたり...

どんな感覚になりますかね?

違和感だけですかね?

自分の動きに意識をして、自分がどんな風に体を使って動かしているかを知ることで、小さな変化にも「 気付く 」力がついていきます。

ヨガは、頭のてっぺんから足先指先まで動きに集中し意識しつづけることで、自分の体や心の小さな変化にも敏感になってきます。また私達の体は、その日その日でコンディションや気持ちなどによっても左右されやすく、同じを動きを繰り返すなか、昨日は出来なかったことができたり、できたことが出来なくなったりすることが・・・

サーフィンでも、テイクオフやパドリング・ドルフィンなんかは同じ動きの繰り返しですよね⁈

(波の状態にも影響される所がありますが ・・・)

テイクオフの動作はいつも安定していますか?

私は初心者の頃、 波に乗りたい気持ちばかりが先に来て テイクオフのとき、毎回おなじ位置に手を付くことだったり、足の入り具合、立ち上がった時のスタンスの場所などバラバラ・・・

ただがむしゃらにパドリングし、頭の中は真っ白 ‼ 無我夢中で自分がどんな風にパドリングして、手をどこについてテイクオフしたかなんて?

ましてやどんな波だったかさえも...

あの頃は、波なんか見てませんでしたし、自分がどんなテイクオフをしているかなんて意識してませんでしたね~(笑)

パドリングのストローク...

手の付く位置...

足がくるところ...

スタンス幅...

テイクオフ、パドリング、ドルフィン...自分の体の動きに意識しながらうごかすことで、違う発見があるかもしれませんよ!

太陽礼拝は、そういった意識づけの練習にもとてもいいです。

また体を前や後ろに倒したりすることで頭・体幹部分(背骨や骨盤)・股関節・腕・膝・足首など全身運動になり、それをひと呼吸 ひと動作、呼吸に合わせて流れるように動いていくことで、全身の血の巡りが良くなり、数回行うだけでも体が温まります。

ヨガにおいて、上体を前に倒したり起こしたり、足を前に出す後ろに引くこれらの動きは、股関節という同じ場所から始まるのですが...

サーフィンでも重要な場所。

テイクオフでの足の引き付けはどこから始まるでしょう?

同じ股関節から‼

股関節の動きが良くなると、テイクオフの足の引き付けが楽になってきます~

(もちろん、股関節だけではないですが...汗)

テイクオフ yoga のレッスンでは、※ 太陽礼拝 A・B をベースにアレンジした アーサナ(ポーズ)もとっていきます。〈 ※太陽礼拝には、A・B ・C があり今回の動画は A になります。 〉

海に入る前に行うと全身が温まり、体のエンジンのかかりが早くなりますよ。

レッスンでは、 テーマ別にフォーカスする部位を変え、この「 太陽礼拝 」に加えてさまざまなアーサナ(ポーズ)をとり、進めていきます。

ぜひレッスンを受けて、自宅でもできるよう太陽礼拝覚えてみて下さい!