身体的にサーフィンに求められるものとは、どんなものでしょう?
柔軟性、筋力、体幹、バランス力...etc
もちろんこれらも大事でしょう。
ですがこれらをトレーニングする上で大事なことがあります。
まずサーフィンは、波の上という動きのある場所で安定した体の動きを求められるものであり反対にヨガは、静止した場所でふらつきやすいポーズを求められるもの。
この二つに共通するものは、何か⁈
「 不安定 」
な場所であったり動き。
サーフィンの動きを大まかに分けると、パドリング・ドルフィン・テイクオフ・ライディング 。
波の上という不安定な場所で、うつ伏せや立った状態で体を自由に動かさなければならない。
それには、
「 安定感 」
が必要です。
では、これを身につけるには⁉
皆さん太い幹を持った、木を想像して見て下さい。
とても
「 安定 」
して見えませんか⁉︎
多少のゆれや風ではびくともしない。
何故そんなに安定してるのでしょう。 大きいから? 幹が太いから?
それはもちろんですが、それがなるには大事な存在がいますよね。
土の中で深く広がり、太い幹を支える...
根っこ!
これが無いことには、上に立つものが安定しません。
これを人の体に例えるとしたら、幹は体幹。では、根っこはどこでしょう⁈
ヨガでいうところの
「 土台 」
マットに触れている体の部分であり、ヨガではここをとても大切に考えています。
『 土台なくしてものは立たず 』
ヨガでなくとも学問であったり、建築物、トレーニング...etc
全てのことにおいて大事なのでは⁈
ヨガのポーズには不安定なポーズが多く、そのためまず土台(マットに触れている体の部分)を安定させることが重要、この安定感を掴むのに集中力も必要になります。そこから体に芯を作り、呼吸を使って余計な力を抜きつつも、 強い力でポーズをキープすることでバランス力と自重によって負荷がかかり 、しなやかな筋力がついていきます。
土台の安定性、 体の芯(体幹) 、バランス感覚、柔軟性、筋力、集中力これらを一度に効率よく培い鍛えられるがヨガのいい所でもあると思います。
では、サーフィンで言うところの土台とは⁈
ボードに触れている部分ですよね。
このような自分の体で安定感を作るトレーニングを積めば、海の上でもいかされるのでは⁈
だからこそヨガ は、サーフィンによりいい効果を、もたらしてくれるのではないかと思います。
ヨガをする上でもう一つ大切なことが。
「 呼吸 」
吸う息・吐く息、呼吸に合わせて体を動かしていくことで、自分に集中し余計な力みを加えることなく体を安定させていき、自分の体や呼吸に意識を向けることで、集中力が鍛えられメンタル面も、強化することができます。
メンタルが強くなると、周りに左右されなくなったり。私は、パーリングで波に巻かれた時など、慌てずに自分の状況を判断しゆっくりと水面から顔を出すなど落ち着いて、できるようになりました。
ヨガには、サーフィンに通じるものが沢山あると思いますよ!